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【本章のポイント】
- 利用にあたっての「利用要件」「サービスポリシー」「導入に向けた準備作業」について確認しましょう。
【利用要件】
- ENGAGE TAGは、Teams上で動作するカスタムアプリケーションです。
- ENGAGE TAGの利用にあたり、以下の要件を満たして頂く必要がございます。
要件 | 内容 |
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動作環境 | - Microsoft Teamsをご利用いただいていること
- Microsoft Teamsにてカスタムアプリケーションが利用できること
- Microsoft Graph APIの特定のAPI(次項参照)を利用できること
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Microsoft Graph API | - 以下の権限に対して管理者承認が頂けること
- Calendars.Read : Read calendars in all mailboxes
- Chat.Create : Create chats [Application] ※New(v24.05)
- Chat.ReadBasic.All : Read names and members of all chat threads [Application]
- Chat.ReadWrite : Read and write user chat messages [Delegated]
- ChatMember.ReadWrite.All : Add and remove members from all chats [Application] ※New(24.05)
- email : View users's email address [Delegated]
- offline_access : Maintain access to data you have given it access to [Delegated]
- OnlineMeetings.Read : Read user's online meetings [Delegated] ※v23.02にて廃止予定
- openid : Sign users in [Delegated]
- People.Read.All : Read all users' relevant people lists [Application]
- profile : View users' basic profile [Delegated]
- TeamsActivity.Send : Send Teams Activity [Delegated]
- User.Read : Sign in and read user profile [Delegated]
- User.Read.All : Read all user's full profiles [Delegated]
- User.Read.All : Read all user's full profiles [Application]
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【サービスポリシー】
- ENGAGE TAGでは、以下のポリシーに則りサービスをご提供します。
ポリシー | 内容 |
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提供形態 | - SaaS形式でのご提供となります。
- アプリケーションのバージョンアップは自動的に実施されます。
- そのため、個社毎の要件へのご対応はできません。(共通機能の改善要望としてご要望を承ることは可能です。)
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契約形態 | - 契約単位は、Microsoft 365のテナント毎となります。
- そのため、システムとしてはMicrosoft 365テナント全体として利用可能となります。
- システムとしてはテナント全体で利用できますが、運用上一部ユーザのみで運用頂くことは可能です。
- 課金単位は、ご利用いただくユーザ毎となります。
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データの取り扱い | - データについては、お客様毎(=テナント毎)に専用のデータベースを用意し、データが分離されます。
- ご契約終了時には、お客様のデータベースを全て削除します。
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【導入に向けての準備作業】
- ENGAGE TAGをご利用にあたり、以下の準備作業を実施いただきます。
Step | 担当 (貴社) | 担当 (弊社) | 作業内容 | 作業詳細 |
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Step1 | 〇 (IT部門) |
| Teamsのサードパーティ製アプリ許可 | - Teamsにてカスタムアプリを利用できるように設定を変更します
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Step2 | 〇 (IT部門) |
| ENGAGE TAGアプリの許可 | |
Step3 | 〇 (IT部門) |
| Graph APIの管理者承認 | - 利用するGraph APIの管理者承認を実施します。
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Step4 | 〇 (IT部門) |
| テナントIDの確認 | - Microsoft 365のテナントIDを確認します。
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Step5 |
| 〇 | ENGAGE TAG環境構築 | |
Step6 | 〇 (導入部門) |
| カテゴリマスタ・タグマスタのデータ整備と登録 | - 初期導入時のカテゴリマスタ・タグマスタを整備します。
- CSVファイルでデータ整備を行い、管理者画面からアップロードします。
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【TIPS】
詳細な手順は「導入マニュアル」のページを参照ください。
<参考:旧手順(カスタムアプリ)>
Step | 担当 | 作業内容 | 作業詳細 |
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Step1 | IT部門 | Teamsのカスタムアプリ許可 | - Teamsにてカスタムアプリを利用できるように設定を変更します
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Step2 | IT部門 | カスタムアプリのアップロード | - ENGAGE TAGのカスタムアプリをアップロードします。
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Step3 | IT部門 | Graph APIの管理者承認 | - 利用するGraph APIの管理者承認を実施します。
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Step4 | IT部門 | テナントIDの確認 | - Microsoft 365のテナントIDを確認します。
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Step5 | 導入部門 | 初期タグマスタの整備 | - 初期導入時のタグマスタをEXCELで整備します。
- 整備頂いたマスタはENGAGE TAG導入コンサルタントが環境に設定します。
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