システム概要
  • 19 Aug 2024
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【本章のポイント】
  • 利用にあたっての「利用要件」「サービスポリシー」「導入に向けた準備作業」について確認しましょう。

【利用要件】

  • ENGAGE TAGは、Teams上で動作するカスタムアプリケーションです。
  • ENGAGE TAGの利用にあたり、以下の要件を満たして頂く必要がございます。
要件内容
動作環境
  • Microsoft Teamsをご利用いただいていること
  • Microsoft Teamsにてカスタムアプリケーションが利用できること
  • Microsoft Graph APIの特定のAPI(次項参照)を利用できること
Microsoft Graph API
  • 以下の権限に対して管理者承認が頂けること
    • Calendars.Read : Read calendars in all mailboxes
    • Chat.Create : Create chats [Application] ※New(v24.05)
    • Chat.ReadBasic.All : Read names and members of all chat threads [Application]
    • Chat.ReadWrite : Read and write user chat messages [Delegated]
    • ChatMember.ReadWrite.All : Add and remove members from all chats [Application] ※New(24.05) 
    • email : View users's email address [Delegated] 
    • offline_access : Maintain access to data you have given it access to [Delegated] 
    • OnlineMeetings.Read : Read user's online meetings [Delegated] ※v23.02にて廃止予定
    • openid : Sign users in [Delegated] 
    • People.Read.AllRead all users' relevant people lists [Application]
    • profile : View users' basic profile [Delegated] 
    • TeamsActivity.SendSend Teams Activity [Delegated]
    • User.Read : Sign in and read user profile [Delegated] 
    • User.Read.All : Read all user's full profiles [Delegated]
    • User.Read.All : Read all user's full profiles [Application] 

【サービスポリシー】

  • ENGAGE TAGでは、以下のポリシーに則りサービスをご提供します。
ポリシー内容
提供形態
  • SaaS形式でのご提供となります。
    • アプリケーションのバージョンアップは自動的に実施されます。
    • そのため、個社毎の要件へのご対応はできません。(共通機能の改善要望としてご要望を承ることは可能です。)
契約形態
  • 契約単位は、Microsoft 365のテナント毎となります。
    • そのため、システムとしてはMicrosoft 365テナント全体として利用可能となります。
    • システムとしてはテナント全体で利用できますが、運用上一部ユーザのみで運用頂くことは可能です。
  • 課金単位は、ご利用いただくユーザ毎となります。
データの取り扱い
  • データについては、お客様毎(=テナント毎)に専用のデータベースを用意し、データが分離されます。
  • ご契約終了時には、お客様のデータベースを全て削除します。

【導入に向けての準備作業】

  • ENGAGE TAGをご利用にあたり、以下の準備作業を実施いただきます。
Step担当
(貴社)
担当
(弊社)
作業内容作業詳細
Step1
(IT部門)

Teamsのサードパーティ製アプリ許可
  • Teamsにてカスタムアプリを利用できるように設定を変更します
Step2
(IT部門)

ENGAGE TAGアプリの許可
  • ENGAGE TAGのアプリの利用を許可します。
Step3
(IT部門)

Graph APIの管理者承認
  • 利用するGraph APIの管理者承認を実施します。
Step4
(IT部門)

テナントIDの確認
  • Microsoft 365のテナントIDを確認します。
Step5
ENGAGE TAG環境構築
  • お客様専用の環境を作成します。
Step6
(導入部門)

カテゴリマスタ・タグマスタのデータ整備と登録
  • 初期導入時のカテゴリマスタ・タグマスタを整備します。
  • CSVファイルでデータ整備を行い、管理者画面からアップロードします。
【TIPS】
詳細な手順は「導入マニュアル」のページを参照ください。





<参考:旧手順(カスタムアプリ)>

Step担当作業内容作業詳細
Step1IT部門Teamsのカスタムアプリ許可
  • Teamsにてカスタムアプリを利用できるように設定を変更します
Step2IT部門カスタムアプリのアップロード
  • ENGAGE TAGのカスタムアプリをアップロードします。
Step3IT部門Graph APIの管理者承認
  • 利用するGraph APIの管理者承認を実施します。
Step4IT部門テナントIDの確認
  • Microsoft 365のテナントIDを確認します。
Step5導入部門初期タグマスタの整備
  • 初期導入時のタグマスタをEXCELで整備します。
    • 整備頂いたマスタはENGAGE TAG導入コンサルタントが環境に設定します。